Web制作の作業工程では、時間と効率に関係するプランニングについて学習します。
プランニングの中でもサイト全体を設計する、サイトマップの重要性について知ることが目的です。
サイトマップの重要性
サイトマップには、ユーザーが利用するサイトマップページ、検索エンジンが利用するXMLサイトマップ、制作者が利用するサイトマップの3種類あります。
プランニングの工程で作成するのは制作者用のサイトマップで、作成するサイトに必要なコンテンツを書き込んだページの相関図のようなものです。

サイトマップを作ることが重要。と考えている人も多いのが現実で、検索しても碌なページはヒットしません。ただ概要や重要なことはわかると思いますが…
サイトマップが重要である理由、必要である理由
サイトマップを作成することで、ページ漏れやコンテンツ漏れが無くなり、サイト制作の効率も上がります。
『だから作りましょう』というサイトマップはやはり良くありません。
ペルソナシナリオ法もカスタマージャーニーマップも、利用者の視点に立ったサイトやページの在り方を考えていく作業で、このサイトマップもまた利用者の視点で考えるべき作業だからです。

制作者用のサイトマップだからといって、制作者視点でサイトマップを考えがちですが、大きな間違いです
サイトマップでは、クライアントとユーザーにとってサイトに必要なページやコンテンツが、漏れることなく記載されるように考え作成する手順と、ユーザーがサイトを利用する際のユーザビリティに配慮した構造も、併せて考えて作成する必要があります。
出来上がったサイトマップを眺めながら、ユーザーが利用しやすくなるように、クライアントの要望・希望を満たせるように、見直し改善できるような設計図でなければいけません。


サイトマップの作成手順
必要となるページを考えるのもいいでしょう。(但しトップページは含みません)
可能ならコンテンツを整理・分類しながらページ化するのが理想的です。
ここで作られるページは、ユーザーやクライアントが必要としているページになります。
ユーザーニーズやクライアントニーズを反映したページとコンテンツを整理・分類します。
この最初のステップで、トップページのコンテンツを考えてはいけません。
トップページから、サイトマップの図を描き始めるのも間違っています。
サイトの目的に合わせてページを分類します。
ページを小分類→中分類→大分類とカテゴライズしていきます。
「情報をわかりやすく伝え、利用者が情報を探しやすくする」ための技術やデザイン手法(情報設計)です。
要は「情報をわかりやすく整理・分類すること」ですが、利用者が整理・分類された情報を扱えないと意味がありません。
IAは、ユーザビリティを高め、効果的なレイアウトやデザインを考えるるためにも必要です。

IAについてはChap20-4で紹介します
整理・分類したカテゴリのページを案内する、カテゴリトップページを作ります。
このトップページに必要なコンテンツを考えながら、各ページのコンテンツもブラッシュアップが必要になったり、必要なナビゲーションも発見することができます。

カテゴライズしたトップページは、検索サイトからのランディングページになりやすく、より多くのユーザーにリーチしやすく(届きやすく)なります
カテゴライズしたトップページを最後にまとめるのがサイトトップページです。
各ページのコンテンツを最適化しながら、サイトのトップページのコンテンツを考えます。

サイトのトップページは、サイト内を紹介するインデックス(索引)ページです。
トップページにアクセスしたユーザーに、サイトの魅力を伝える一番の見せ場となります。

