サイトを「作って終わり」にしないように、何のためにサイトを作るのか、必要なのかを考えることが大切です。ここでは、講座内の最も重要な部分を紹介しておきます。
Webサイトができるまでの流れについて理解することが目的です。
コンセプトメイク
サイトを制作する前に、必ず把握しなければいけないのが「目的」です。
この「目的」が曖昧になると、サイトの意味・意義も曖昧になってしまいます。
「目的」を明確にするためにも、3つの目的に分けて整理し考える必要があります。
サイトを作るための3つの目的
クライアントの目的
依頼する理由「希望・要望」、抱えている「問題・課題」
サイトの目標やゴール
ユーザーの目的
困っていること、サイトで「したいこと・知りたいこと」
サイトのコンテンツ
制作者の目的
クライアントとユーザーの目的を満たすために「必要なこと」
サイトのコンセプト

“コンセプトメイク”のフェイズでは、この3つの「目的」を見つけるための作業工程になります。
クライアントの目的と制作者の目的の違い

デザインをカッコよくして欲しい
クライアントの目的?
「カッコよくして欲しい」理由まで、深く考えていないかもしれない。本当に望んでいることは何かを考える必要がある。
「困っていること」=「カッコ悪い」ではない。

かっこいいデザインにします
制作者の目的?
「カッコよく」作るだけなら、誰でもできる。
「カッコいい」サイトの先に見えてくるものを考える。
「必要なこと」=「カッコいい」ではない。
サイトの目標・ゴールは「カッコよくなった!」ではないでしょう。
ユーザビリティの重要性
「特定の利用状況において、特定の利用者によって、ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ・効率・利用者の満足度」
ISO 9241-11:2018「ユーザビリティ定義」(JIS Z 8521:2020)
「使いやすい・操作性」だけではないユーザビリティ
サイトを作る上で「使いやすい」を考えるのは当然です。
ではなぜ「使いやすく」ないといけないのでしょう。その答えは、ユーザビリティの定義文から読み取れると思います。
利用者に「必要・便利・納得」してもらうための「使いやすさ」と、クライアントの希望・要望に応えるための「使いやすさ」が、制作者に求められています。
制作者に求められているのは、クライアントとユーザーを満たす「コンテンツとデザイン」です。
コンセプトメイクは、この「コンテンツとデザイン」の方向性を見出す作業になります。

